ちょっとした息抜きが文章と発想を飛躍する。今日はノマドワーカー
こんにちは。
今日は朝10時から18時まで、ひとり喫茶店のルノアールで作業をしていました。
「ノマド」ってやつです。
パソコンさえあれば職場じゃなくてもどこでも働くワークスタイルで、ちょっと前からやってる人結構いますよね。
スタバでMACを広げてweb的な作業をしている人は、だいたいノマドワーカーだと認識しています。
オシャレな働き方みたいなイメージですから僕も実現できて嬉しかったのですが、店員さんのシフトがかわるタイミングも見ていたら僕はとんでもなく長居をして迷惑をかけているんじゃないかと思ってしまいました。でも意外と集中できたのでまた行こうと思います。西野です。
そんな働き方をしている22世紀アートですが、自宅やノマド作業オッケーは先日社長からのお達しで実現しました。
そもそも、創業当初もそういう話はあったのですが、いかんせん起業したてで心細くて、みんな寄り添いつつ仕事をしていたのもあってできていなかったのです。
今日、初めて場所を変えて仕事をして気付いたのは、妄想がはかどるということです。
日中の喫茶店にはいろいろな人がいて、仕事の商談から暇を楽しむ有閑紳士淑女や大学サークルのミーティングなどなど、過ごし方は人それぞれでした。
僕の中で異彩を放っているなと思ったのは、なぜかトランプタワーを積み上げている女子大生風の女の子がいました。作っては崩れ、作っては崩れを繰り返していたのですが、ちょっと早めのかくし芸大会の練習なのか、実は本人は三途の川にいて見えない鬼に崩されているのか、トランプタワーをたてないと治らない未知の病にかかっているのか、たまたまトランプを持っていてたまたまトランプタワーを組み立てていただけなのかは結局わかりませんでしたが、たぶん後者です。
そんなことばかり考えていたのですが、仕事の上では、いつも同じ場所・同じ環境にいるよりも、発想力や考え方が飛躍するとはよく言われています。それこそホッチキスがどこにあるかとかあの本がどこにあるかとか、概ね全て把握できているのが職場ですよね。
それに比べて、外っていうのは不確定要素がたくさんあるんですね。突然鳥の糞の洗礼を浴びるかもしれないし、あの角を曲がったらかわいいあの子と出会えるかもしれないし、面白い出来事に遭遇するかもしれないし。そういうのが頭のリフレッシュになったり刺激になったりするそうです。
電子書籍の出版社をやっていると、いろんな作家さんに出会います。
結構皆さんが言うのは、他人からみたら自分のどうでもいい経験とか取るに足らない考えとかを書いているだけ、と。
でもそれって、謙遜ももちろんあるでしょうが、たぶん頭がリフレッシュしていてフラットな状態で書き上げているからこその言葉なんだと思います。
ひとつの作品を書き上げるのは、ちょっとびっくりするぐらいの集中力と持続力が必要です。
長丁場の執筆作業は骨が折れますが、その中で継続するには、自分自身に刺激とモチベーションが必要です。
だからなのか、連絡してもいつも旅行や外出していてなかなかつかまらない方もたくさんいらっしゃいます。
楽しみつつも想像力を磨いているのでしょうね。
仕事も執筆もそうですが、たまには場所を変えて手を変え品を変え、いつもとは違う角度から創造を楽しむのもいいかもしれませんね。
本日はノマドワーカーでしたが、気付いたのは、トランプタワーは見てるだけでストレスが溜まる、という事だけでした。
今日はこのへんで。
ではでは。