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22世紀アートの新コンテンツがオープンしました。日常のささいな出来事から過度の妄想 まで、そしてちょっと役立つ電子書籍情報など、赤裸々に発信していきます!

最高のおススメ本の見つけ方を形に

こんにちは。

西野です。

 

僕は、出版事業という仕事柄、打ち合わせで作家さんに会いに行くことがとても多いのですが、その方の創作活動のきっかけや考え方を知るためにも、今まで読んできた本やおススメ本を会話の中で聞くようにしています。

 

僕は本屋さんやらAmazonやらで本を眺めて2者択一を迫られては、なくなくまたの機会に買おうとか、いつか読みたいとか、結局そのまま忘れ去ってしまっていたという本がたくさんあるんですよね。ですが、作家さんはじめ誰かの好きな本やおススメ本を聞いたときに、あのとき読もうと思ってた本だ!と思い出す事が本当に多いんです。

 

例えば、昨日当社から「創造の源泉」を出版した村井忠司さん。

創造の源泉: 古代から近代へ

創造の源泉: 古代から近代へ

 

 おススメ本を教えてもらったところ、

 

吾輩は猫である』 夏目漱石
舞姫』 森鷗外
浮雲』 二葉亭四迷 

 

という結果になりました。

 

特に学生におススメしたいということで、選んだ理由をお伺いしたところ、村井さん曰く、「「知(情報)」の氾濫する現代に、私たちが健全に(あるいは自然に)生きていくためには、「知に対する笑い(批判精神)」こそ不可欠であり、何よりも大切だと考えます。そこで外来の知見が怒濤の如く押し寄せて来た近代初期の、既に古典ともなりつつある小説三つをお薦めします。若い人にはちょっと読みづらいかも知れませんが、「知」というものに対する笑いが、知識人の悲喜劇を通して、(自己)批判的に物語られています。」

 

ということですが、さすが元々大学で哲学を教えられていた方なだけあって、素晴らしすぎるご回答いただきました。

村井さんもそうですが、本というのは人の人生や考え方を形成するのに、本当に必要不可欠な要素なんだなとつくづく思います。

ちなみに、その昔、新潟あたりにロシア村を作ろうとした二葉亭四迷の名作「浮雲」なんて、まさにそのうち読もうと思っていた作品でした。

 

ところで、出版年鑑2014年版調べによる書籍の年間発行点数は、82,589点と、とんでもない数の新しい本が世の中に出ていました。毎日約226冊ですよ。また、1ヵ月の平均読書冊数は、2,9冊のようですね。ということは、年間通して大体の人は35冊くらいしか本を読んでいないのです。年間に出版されている本に対して0,04%ですよ。その上さらに過去に出版した本まで追っていくとなるとどうなるのでしょうか。どう頑張っても今まで出版された本の消化なんて気が遠くなるというか、出来っこありません。

 

しかも、年間35冊の読書時間をどれだけ楽しむか考えて本を選ぶとなると、本選びってものすごく大変な作業なのかもしれませんね。僕だったら、絶対に失敗したくないという意気込みで選んでしまいます。

 

そこで、22世紀アートでは、

「あなたが読みたい本を、私は読んでいる。(仮)」

と題して、みなさんが読んだ本の感想なんかを共有できるデータベースを作ることにしました!

メインはFACEBOOKで、どなたでも投稿できるレビューページを用意しようと思っています。本選びって大変なんですが、結構一期一会な要素も強いんですよね。FACEBOOKのタイムライン上に流れてきた誰かが書いた読書レビューをつらつらと読んでいたら、意外と面白くてそのまま買ってしまったり。またホームページでは検索もできるようなデータベースも作り、便利な本選びサイトになればいいなと考えています。

 

ということで、僕は無い知恵の中からどうにかアイディアを振り絞るために、当社自慢のアイディアルームで熟考してこようと思います。

 

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敷布団代わりの本の弾力が心地よく、両足指につけたストレッチアイテムの適度な締め付けが癖になりそうです。ここにいるといつもアイディアが溢れるようです。

※僕たちのマルチメディアバイブルであるSTUDIO VOICEさんを全身に浴びればとんでもないひらめきが出ると思ってアイディアルームにしました。その証拠に足裏は誌面につけていません。

 

ひとしきり考えたら、さっそく制作に移りたいと思います。

 

ではではこのへんで。